ご利用の流れ

ご相談から作業のご依頼、納品までのご利用の流れを、遺言・相続を例にご説明します。

ご相談
まずはお電話ください。お話の概要をお聞きして、次の面談日時、場所、ご準備いただく資料などをお打ち合わせいたします。
面談
ご希望により無料相談(初回約1時間程度)、有料相談(2時間以内)、出張相談(5時間以内)を承ります。面談の結果、行政書士に具体的作業を委任される場合は、今後の作業手順、必要書類などをご説明し、委任契約の原案やお見積書をご提示いたします。
無料相談は時節柄ZOOMを活用することもあります。ZOOMの使い方、設定方法も含めてご相談ください。
委任契約にご署名いただいた時点で、着手金を頂戴します。
必要書類の収集・調査
(遺言書作成)
不動産の相続を予定される場合は、当該不動産の全部事項証明書(登記簿謄本)などをご用意していただきます。推定相続人の戸籍謄本、固定資産税評価証明書等も必要となります。
(遺産相続)
亡くなられた方の除籍謄本、相続人の確定に必要な戸籍謄本類、相続財産調査に必要な不動産の登記簿謄本、名寄帳、固定資産税評価証明書、預貯金残高証明書、株式明細、保険明細などの情報を、お客様のご協力を得て収集・整理します。これにより、法定相続情報一覧図、財産目録などを作成します。
原案の提示・成案の作成
(遺言書)
ご本人様のご意向をとりまとめ、遺言書原案をご提示します。ご了承が得られれば成案をご準備します。
(遺産相続)
相続人様全員のご同意が得られる遺産分割協議の内容をご提示いただき、遺産分割協議書を作成します。
納品
(遺言書)
公正証書遺言の場合、公証人役場へ同行し、公証人、証人の立会いの下、公正証書遺言が作成され、手数料を支払ったのちに正本が引き渡されます。自筆証書遺言の場合、有効な遺言書となっているかを点検します。
(遺産相続)
遺産分割協議書を必要部数作成し、ご依頼人にお引渡しします。
遺産分配手続き
遺産相続のゴール地点ともいえる、各種財産の名義変更・分配手続きです。遺言書又は遺産分割協議書の内容に従って、不動産の登記申請(司法書士を紹介)、預貯金の解約と分配、株式の口座移管、自動車の移転登録などを行います。手続きは厳密さが求められるため、行政書士などの専門家に依頼したほうが効率的と思われます。

よくある質問

相続税についても相談できますか?

相続税の仕組み、計算方法など、参考図書に掲載されている一般的な知識についてはご説明します。お客様ご自身のケースで相続税が発生するかなど、詳しいことは税理士にご相談ください。ご要望があれば相続に詳しい税理士をご紹介します。

利用料金(報酬)は、どのようになっていますか?

ご相談や仕事のご依頼に対しての料金の考え方は次の通りです。
 料金の積算については、その仕事を終えるまでの所要期間(日数)と、その仕事の難しさによって異なります。例えば、相続人の方が多く、相続人の確定に長期間を要する場合やそれぞれの相続人さんとの面談に日数を要するなどにより時間がかかる場合、又は前例が少なく文献調査などの専門性が求められる場合や知見が必要とされ難易度の高い業務の場合など、それぞれの業務で異なります。
 従って、ここにある料金はあくまでも平均的な仕事を基準としたものであり、最終的にはご契約前のお見積りによって決まりますので、上下に幅があることをご了承ください。